駆け出し通訳案内士のつれづれ日記

「王道」じゃない道を鼻歌うたいながら生きていく〜

素直に欲しいと言えばいいのに

こんにちは、ゆめです。

 

今日は用事があって

東京に向かっています。

 

 

駅のプラットホームで

新幹線を待っていたら

近くにハトが一羽寄ってきました。

 

チラチラとゆめの方を

見ている気がしたので

どうしたのかと思ったら

ゆめの足元に落ちている

お菓子のかけらが欲しいようでした。

 

ハトとお菓子のかけらを

奪い合う気もないし、

「どうぞご自由に」の気持ちが

ハトに伝われればいいなと思って

最大級に柔和な表情で

ハトに向かって微笑みかけました。

 

するとハト氏は、

「別にお菓子なんて欲しくないのですよ」

と言わんばかりの表情で

クルリと向きを変えました。

 

どこかに飛んでいくのかと思ったら

ハト氏は、今度は

少し遠まきにわたしを避けながら

それでもさっきよりも少し

お菓子との距離を詰めてきました。

 

ゆめは、せっかくの好意を

ざっくりと切り捨てられた気がして

ちょっとだけ腹を立てました。

 

ゆめは

「あら、それは失礼しました。

落ちているお菓子なんてハト氏は

別に欲しくないですよね」

と言わんばかりの涼しい表情を浮かべて

そっぽを向きました。

 

それを見たハト氏は、

「チャンス!」と思ったのでしょう。

お菓子に向かって猛チャージを

仕掛けてきました。

 

そっぽを向きながらも

視界のすみでハト氏の動きを

とらえていたゆめは、

ハト氏があと3歩で

ターゲットのお菓子にたどり着くという

絶妙なタイミングで

くるりとハト氏に顔を向けました。

 

ハト氏は、

お菓子に向かって一直線に進んでいた

軌道をさっと変え、再び

「別にお菓子なんて欲しくないのですよ」

の顔をして、お菓子から遠ざかりました。

 

ハト氏とゆめとの心理戦は

その後も続き、そうこうしているうちに

新幹線が来てしまいました。

 

ごめんね。

ハト氏、お菓子たべられたかな。

 

欲しいときには素直に欲しいと

言えばいいのに。