通訳案内士ゆめのつれづれ日記

通訳ガイドのこととか、シングルマザーの野望のこととか

イスラエル人からヘブライ語の歴史を聞いて仰天した!

こんにちは、ゆめです。

今回は、イスラエルから来た50代のパパ&ママ、

ティーンエイジャーの男3兄弟です。

 

長男:僕は17歳なんだけど、ついこの間

高校を卒業して、これから3年間の兵役なんだ。

 

ゆめ:兵役が3年間も。けっこう長いですね。

帰ってきてからどうするんですか?

 

長男:帰ってきてから大学に入るよ。

日本は兵役がないんだね。日本の若者が

うらやましいよ。

 

ヘブライ語の話題から)

ゆめ:イスラエルヘブライ語を話すんですよね。

わたし、ヘブライ語は難しい言語だとは

聞いたことがあるくらいで、ヘブライ語について

全く知りません。

 

パパ:ヘブライ語は確かにとても難しいと

言われているね。

ヘブライ語の文章を書くと、子音ばかりで

母音を表す字がないんだよ。

だから文脈からどういう発音になるのかを

推測しながら発音する。

ヘブライ語を習得しようと思ったら「慣れ」が

必要だね。

それから、ヘブライ語というのは大昔に話されていたんだけど、

ユダヤ人が世界中にちらばってからというもの

ヘブライ語を話す人がいなくなってしまって

2000年くらいすたれていたんだ。

第二次世界大戦が終わって3年後にイスラエル

建国された。

イスラエルが建国されて、いろんな国から

ユダヤ人がイスラエルに移住してきたんだ。

でも、みんな、ロシア語とかドイツ語とか

アラビア語とか、自分が住んでた国の言葉しか

話せなくて、さて、どうしようかということになった。

それで、2000年間使われてなくて完全にすたれていた

ユダヤ人の言葉、ヘブライ語を復活させよう、

ということになったのさ。

でも、ヘブライ語っていうのは聖書の中の言葉で

誰もヘブライ語なんて話せない。

一部の聖職者とかがなんとか話せるくらいで

普通の人は全く知識ゼロだったわけ。

でも、ヘブライ語を復活させて、これを公用語

すると決めたんだよ。

学校でもヘブライ語で授業をするんだけど、

先生も生徒も一緒に勉強する、という状況さ。

でも、みんな、自分たちの民族の言葉である

ヘブライ語に誇りを持って、これを取り戻そうと

がんばったわけ。

建国70年経った今となっては当たり前のように

みんなヘブライ語で話しているけど、

建国後しばらくはみんな大変な思いをして

ヘブライ語をマスターしたんだよ。

 

ゆめ:一度死んだ言語を生き返らせるなんて

すごいですね!

 

ママ:そうなのよ。一度死んだ言語が生き返った例は

ヘブライ語の他にはないと言われているのよ。

 

いやぁ、ほぼ誰も話せない言語を公用語として

復活させるなんて、、、すごすぎですよね。

「母国語」への思いがそうさせたんでしょうね。

恐れ入りました。